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縦割り行政の弊害

お役所の問題はいろいろ、ありますが、こと、災害で顕著に出るのが、縦割り行政の問題です。千葉県で台風による、大きな被害がでましたが、国の対応が非常に遅かったことと、東京都など、近隣の自治体の支援が一部に限定されている(支援されている方には申し訳ないのですが、全面的にバックアップという感じではない)のも、縦割りという、組織の仕組みの問題があるような気がします。

 

実際、ブルーシートを屋根に貼る作業も、当初は非番の他県の消防士さんなどによる、ボランティアに頼らざるをえなかったわけです。東北の震災時に縦割りの弊害を解消する為に復興庁が作られたわけですが、一体、何の意味があったのでしょうか。

 

震災はいつ、起こるのかわかりません。しかし、台風は毎年、必ず来るわけです。それも今年のシーズンはこれからです。次はどこの地域に来るのか、わかりません。地球温暖化で、以前とは異なる大きな規模の台風が毎年来るものだと認識していないといけません。日本列島に大きな災害が毎年のように起こるようになってから20年ほどが経過しますが、

 

そろそろ、この体制を根本的に見直さないと、人的被害の拡大を食い止められません。

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