五木寛之さんの養生法に学ぶ
五木寛之さんといえば、いわずとしれた大作家。
小説家として、有名ですが、意外と、エッセイ関係の本が多い。
中でも、ホリスティック医学の帯津良一先生との対談とか、
その洞察力と物事の本質を見抜く観察力は、さすがに作家だなと思わせる。
彼は日本人には珍しい、本気の仏教徒(大半の人が、どこかの宗派の檀家だけど、仏教の事はほとんど、知らないなんちゃってが多い)としても有名。
そんな彼が、実践している養生法もどこか、古き良き、仏教的な空気が漂う。
彼の代表作、「他力」「親鸞」にみられるような、人間の本質をついた部分がチラホラしながらの実践的な内容ばかりです。
人によって、共感する部分もあり、共感しない部分もありでしょう。
特に難病を治すとか、そんな気合の入ったものでもありませんし。
ただ、これほど、本当の事が書いてある、市販本も珍しいんじゃないかなぁとは思います。