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オープンソースな医療情報

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オープンソースな治療法 その22(無意識運動系)

人間はある条件下になると、身体を治癒する無意識の動きが引き出されます。これを利用して、ずいぶん昔から、修行や治療に応用されてきました。今回はこの無意識の自発運動を紹介します。

 

1.神道の振魂

 

日本でも、大昔から、神道の修行法として、自動的に身体が動く方法がとられてきました。魂(霊)が動くので、身体がそれに伴って動くと考えられていたようです。もちろん、神道の修行法なので、一般の人には不向きですし、ここではやり方も紹介しません。

 

2.野口整体の活元運動

 

野口先生は、おそらく、振魂の宗教色を一掃して、純粋な健康法にしたのだと思います。彼は、錐体外路系運動と表現しています。要するに普通の体操のように、頭で命令して、身体を動かす、随意運動(錐体路運動)ではなく、非随意的な動きを前面に引き出すという手法として、確立させたもののようです。なぜ、そういった錐体外路系の運動が治癒を引き出すのか、説明はありませんが、無意識の状態にある時は、原始感覚が鋭敏となり、元の健康な状態に戻すように、人間が元々、プログラムされているからという事のようです(性善説)。だから、アクビや寝相も彼は活元運動の一種だと言っています。これは、操体の橋本先生と全く、同じ発想です。

 

3.ランドーン博士の無意識運動

 

ブラウン・ランドーン博士という方が、日本では江戸時代末期に活躍されました。彼は98歳で亡くなる時に50歳の肉体であったと言います。ただ、野口整体と違って、日本人でこの方法を試した方は少ないので、実績がよく、わかりません(私もよく、知らないのですが、方法は地味に発動を待つという感じのようです)。

 

4.気功の自発動功

 

これは活元運動によく似ています。ただし、意図して起こるとは限らず、長年、普通の気功をしていて、ある日、突然、起こる人もいるそうです。

 

5.クンルンネイゴン

 

これは型を持った気功の源流とよばれているものですが、その型のポーズをとったとたん、縦横無尽に身体が動き出します。ただ、日本で指導している人はいないのではないでしょうか。一応、本が出ています。

 

6.ヒーリングダンス

 

これは音楽を聞きながら、好きなように踊ります。そのうち、変性意識状態になって、無意識運動へと変わっていき、治癒が始まるというものみたいです(元はアフリカの部族の儀式?)。私も医師が主催している会に参加した事がありますが、なにしろ、目をつむって、踊りながら、動きまわるので、参加者同士がぶつかりそうで、怖いのです。仕方ないので、薄目を開けて見ていたのですが、全員が、何らかのパターンで踊っていました。盆踊りみたいな人、クラシックバレエみたいな人など、おそらく、誰も無意識な動きは引き出せていなかったと思います。

 

この中で現実的にお勧めできるのは、野口整体の活元運動だと思います。ただし、整体協会に連絡して、活元会に参加する事をお勧めします。書籍でもやり方はわかるのですが、なかなか、活元運動自体が出ないと思います。整体協会は、活元会に関しては一般にも公開しています(1回、千円だったと思います)。ご興味のある方は全国に支部があるので、整体協会で検索して、連絡をとってみてください。ちなみに会員になれば、参加料が500円になりますが、入会金が2万円(+年会費5000円)、かかったと思います(私が通っていたのは数年前)。

なお、初めて、参加する人は、異様な光景に思えると思います。クラシック音楽がかかった、畳の部屋で、皆、自由に動き回るからです。ただ、活元運動は多くの人が何十年とされている方法なので、最も安全だと思います。他のどんな方法でも治癒しなかった人が活元運動を始めたとたん、何時間も止まらなくなって、劇的に治癒したという例もあるそうです。

 

ちなみに操体でもたまに勝手に動き出す、自動運動が起こる事がありますし、岡田式静坐法でも、当初は勝手に動き出す人が大勢いたそうです。なぜか、岡田先生は、動く事を良しとはしなかったようですが。

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