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オープンソースな治療法 その39 塩浴

 塩浴とは、タラソテラピー(海洋療法)の一種です。塩浴というと、浴槽に塩を入れて、入浴するのと勘違いされる方がいますが(そういう方法でも良いけど、一人暮らしの人でないと難しい)、実際は、風呂桶に塩がギリギリ解けるくらいの濃度の濃い塩水を作って、全身に塗布し、10分ほどしたら、お湯で綺麗に流すことです。

 

これはデトックスの一つと思ってよいでしょう。様々な効果が期待できますが、最初に実感するのは

 

皮膚がきれいになる。

皮膚が柔軟になる。

 

この2点です。現在は美容効果ばかり注目されていますが、もともとは、代替医療の一つとして、大昔から存在するものから派生したようです。なお、使う塩は粗塩であれば何でもかまいません。また、目に入らないように注意してください。塩浴するときは石鹸などは使いません。一応、髪も塩浴だけでOKという事になっていますが、ゴワゴワしますし、髪は普通に洗髪した方が良いかもしれません。

 

やり方

1.まず、半身浴などをして、毛穴を開く

2.これ以上塩が水に溶けない飽和状態(約30%)の食塩水を風呂桶に作る

3.全身に塗布して、10分ほど放置する

4.きれいに洗い流す

 

なお、寒い日は寒暖差に気をつけてください。最悪、ヒートショックを起こしますので、無理にしないでください。暑いときは、水分補給を入浴の前後にしてください。普段も入浴後は必ず、水分補給してください(でないと脱水症状を起こす場合もありえます)。

 

また、塩浴を続けると、様々な反応が出る時があります。特に体臭が強くなる場合がありますが、これは一時的なものです。ただし、あまりに気になる場合は一時中断して、しばらくして再開をするという事を繰り返すとよいです。

 

特に浴槽が寒いという方は本当に気をつけて実践してください。冬場はオススメしません。最初は10分とは言わず、5分くらいから実践してみるとよいです。

特に心臓の弱い方、高齢者はあまり、オススメしません。

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