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オープンソースな治療法 その30(手作り発酵食品)

ずいぶん、昔から、手作り発酵食品というのが、ブームになっては消えていきます。

中には優れたものもあるので、ご紹介したいと思います。

 

1.手作り味噌

 

味噌はバカにできません。市販の健康食品を買うくらいなら、ぜひ、味噌を手作りされるとよいと思います。味噌は3種類の菌(麹菌、酵母、乳酸菌)で発酵させた食品で、長期熟成させたものは、大きな健康効果があると言われていて、毒素を中和したり、排泄したりする効果があると言われています。ただし、結構、めんどくさいです。その場合、地方の有限会社規模の手作り味噌を買いましょう。大手のはダメです。

 

2.手作り酵素

 

これは昔からある方法を川村文雄さんという方が体系化したものが有名ですが、川村さんの方式のように、発酵菌(ケルプα)を別途、購入したり、海産物の酵素(海の精)を別に入れなくても、十分、効果はあります。安全な地域で採った、野草(土地の所有権とか、しっかり、確認して採取してください。)で作る春のバージョンや、秋に採れる、果物や穀物、野菜などで作る秋のバージョンなどがあります。砂糖で漬け込んで、発酵させ、ジュースを作ります。お薦めは、鹿児島地域に古くから伝わるヨモギと黒砂糖で作る方法です。日の出直後くらいのヨモギにはなぜか、最も乳酸菌が付着しているので、その時間帯にとって、軽く水洗いします。洗いすぎると乳酸菌も落ちてしまうので、注意。それを適量のサイズに切って、ほぼ、同量の黒砂糖で漬け込みます。発酵して十分、エキスが染み出ると、浮いてくるので、それを濾します。市販もされているようです。興味のある方は検索してください。もっと、詳しい情報が見つかると思います。なお、自然界の乳酸菌パワーはすごくて、出来上がったものの容器にフタをしていると、フタが吹っ飛ぶほど、発酵しつづけます。軽く、空気が出るようにしましょう。

 

3.ケフィア

 

ケフィアはロシアのコーカサス地方で主に食べられている、発酵食品で、牛乳で発酵させるものを、ヨーグルトキノコ、黒砂糖で発酵させるものを、黒砂糖キノコとして、日本では普及しました。ケフィアは乳酸菌と酵母菌などの菌の塊の事です。ただし、人工的に乳酸菌と酵母菌を混ぜて、ケフィアの元として、売っているものがありますが、あれでは、なぜか、全く、癒しの力がありません(軽い便秘には効くらい)。だから、なるべく良い生菌をどこかから、入手してください。

ケフィアは雑菌が混ざると、腐敗したりしますので、うまく、作る必要もあります。ただし、黒砂糖キノコなどは、最も簡単に作れますし、増えます。ただ、どんどん、増えて、飲み切れない時がありましたし、結構、酵母菌の力でアルコール成分が出ます。車の運転前などは飲まない方が良いでしょう。お子様にも飲ませない方が良いかもしれません。

 

また、飲んでも良いかは、必要な方は医師と相談してください。

あと、どんな療法でも同じですが、相性がありますので、効果には必ず、個人差が出ます。それは病名、症状名では決まりません。個人の体質で決まります。

なお、自作してみようと思う方は、よく、調べて、管理などもしっかりされてください。発酵食品は、長期旅行などに向いていないものもありますので、途中で失敗する場合もあります。できれば、友人、知人などに株分けしておくとよいです。

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