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オープンソースな治療法 その18(ケイシー療法)

エドガーケイシーというと、なぜか、日本では、預言者として有名で、しかも、その予言が外れてしまっている(日本が沈没するとか、アトランティス大陸が浮上するとか)ので、インチキ霊能者の烙印が押されていたりします。しかし、彼が生涯を通じて、有名になったのは、医療リーディングと呼ばれる、病気で悩める人達に対する、適切で効果の高い、養生法の指示を彼の霊視によって得た事でした。その治癒率は90%を超えると言われ、今も記録された、リーディングの文章を参考に、ケイシー療法として残っていますし、日本でも、ケイシー療法を実践している臨床家もいます。ケイシー療法はさすがにケイシー本人が個別にリーディング(霊視)していた時代とは違って、治癒率はかなり、落ちるそうです(アンドリューワイル博士の本によると)が、それでも、難治性の疾患が良くなるケースが少なくありません。また、皮膚疾患(乾癬など)では、ジョンパガノD.C.が、ケイシー療法を基に治療法を確立させ、大きな成果を上げています。ケイシー療法の要点はこんな感じになるかと思います。

 

1.ヒマシ油の湿布を主に肝臓の位置にする。

2.食事療法を主に菜食にする(ただし、栄養不良者には、ビーフジュースを薦めた)。

3.洗腸をする。

4.整骨をする(おそらく、オステオパシーの事だと思います)。

 

他に心理療法的な方法や、ウェットセルといわれる、電気治療のようなものを独自に制作させて、治療に使う事もしました。

 

日本で最も有名な先生は福田高規先生でしょう。詳細は福田先生の本をあたってみてください。

 

また、パガノ先生の本も参考になるかと思います。

 

 

ただ、ケイシー療法をそのまま、現代の日本人に当てはめると、かなり、当たり外れが出ると思います。私個人としては、以下のように日本人向けに改良したものをお勧めします。

 

1.ヒマシ油よりも、里芋湿布を使う(もちろん、ヒマシ油が効く人はそうすれば良い)。

2.食事療法は幕内式を基本とするが、どうしても玄米が良い人は発芽玄米にする。

3.洗腸よりも、発酵食品を適度に取る事と週末プチ断食をする。

4.オステオパシーは専門家にしてもらう必要があるので、操体法をする。

 

もちろん、万人に効く治療法はありませんから、これもケイシー療法同様に、参考にしながら、自分に合う方法を徐々に構築していってください。ちなみに、ダイエットで有名なリンゴダイエットはケイシーが元祖です。本当は痩せる為ではなく、治療法として、医療リーディングで紹介されたのが始まりのようです。

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