オープンソースな治療法 その12(足つぼ療法)
現在、足ツボに関する療法は私が知っているだけでも、
リフレクソロジー(イギリスが有名)
官足法(若石健康法が元の台湾の健康法)
足心道(日本発で、観趾法とも言う)
と、東西で色々な方法があるようですが、元々の起源は不明です。これはあんま、マッサージなどと同様、誰がやり始めたのか、わからないと思います(有名な人はわかるとして)。
そこで、それぞれの方法を多少、紹介しながら、自身に合う方法を選択、実行していただくのが良いと思います。
足つぼ療法の原理は、ゾーンセラピーと呼ばれる、人体には、部分が全体に対応、全体が部分に集約しているという、性質があるのを応用したものです。そのため、足だけでなく、掌や、いつのまにやら、痩せる手段で有名になった、耳つぼも同じ原理だと言われています(そうじゃないとの専門的な見解もありますが、一般の人は知る必要はないと思いますので、省略。)。
やり方は、西洋系と台湾系とでは、圧する強さが違います。西洋系は比較的、心地よさを大切にする一方、台湾系は痛いところが、必要な箇所と判断して、強めに押す傾向にあるようです。
私は足の裏にお灸をする(場所はプロでないと、特定するのは難しいと思います)のですが、別に痛い箇所とは限定されないようです。一般の方は、ツボの位置など、意識するのは辞めて、まんべんなく、軽く、ゆっくりと揉みほぐして、出来れば、膝くらいまで、脚全体を、特に脹脛(ふくらはぎ)は筋肉にアプローチするよりも、皮膚をユラユラとズラすように、すると良いと思います。その後、白湯を飲むか、事前に飲んでおいて、排泄を促します。すると、以下の効果が期待出来ます。
1.脹脛のポンプ作用が活発になるため、心臓の負担が減って、血行がよくなる。
2.排泄が促進され、身体の老廃物が減り、新陳代謝が活発になる。
3.体温が上昇するので、低体温が故の症状が軽快、消失する。
4.冷えが原因の痛みなどにも効果が期待出来ます。
お試しあれ。もちろん、いつものように、効果には個人差がありますし、医師からこういった刺激療法を止められるような症状の方はしてはいけませんし、良くなっても、勝手に薬を自己判断で辞めないでください。