オープンソースな医療情報

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医療版のLinuxを!

このブログを始めたのは、医療版のLinuxを目指す事です。

Linuxはご存知の方も多いと思いますが、無料OS(本当はその中核になるカーネル部分のみ)で、創始者のリナウス氏を始め、全世界のネットの有志達によって、作られたものです。誰でも、無料で利用可能です。というと、ボランティアを推奨しているのかというと、そういうワケではありません。中には、医療は本来、無料であるべき論を展開する人もいるのですが、私はそうは思いません。有料は有料の、無料は無料の弊害がそれぞれ、あるからです。というのも、

 

無料だと、人は本気で取り組もうとしません。

 

また、無料で当たり前という思いが出てきますので、

 

感謝する気持ちも忘れてしまいます。

 

現在の日本の国民皆保険制度は、無料ではありませんが、非常に安価で医療を受けられます。そこには、感謝の気持ちを持っている人は非常に少ないと思います。当たり前のように、ただ、痛みの対処療法の湿布を薬局で買うより、保険が効いて安いからという理由で病院に行く高齢者達。介護保険も、利用しなきゃ、損とばかりに、

 

保険の効く家政婦さんのように介護ヘルパーを使っている、

 

高齢者もたくさんいます。かといって、高額医療を実費負担にすれば、金持ちしか、医療を受けられないという事になります(それが皆保険の趣旨なはずですね)。Linuxにしても、昔は大学や研究機関や個人の趣味を中心に、無料だけど、自己責任でという利用方法が中心でしたが、現在は制限はあるものの(利用する場合はソースコードを全面公開しないといけない)、商用にも積極的に使用されています。皆さん、ご存知のスマホの大半はLinuxを元に作られています。MacやiPhoneFreeBSDという別の無料OSを元に作られていると言います。ですから、無料、イコール、商用否定でもありません。商用利用する事で、安価に製品が出来るからです。つまり、オープンソフトを利用することで、企業も利用者も得をする、ちょうど、中間的な利用方法がどんどん、浸透してきているんです。

私は医療業界にもこういう動きがあって良いのではないかと思うワケです。現在の医療業界は西洋医学は保険診療で安価ですが、いわゆる慢性疾患には無力です。一方、鍼灸や漢方薬(両者とも一部は保険適用有)といった東洋医学や各種自然療法は実費なので、患者負担が高いわ、治療者も、治療法を自力で高いお金を出して、勉強しないといけません。

 

そこで、誰でも出来て、安全かつ、オープンな治療法というのが、必要になってきます。

 

それが、操体法と、サンジーヴィニ(今のところ)です。

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